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今週の700文字「別れの現場の本質」

 僕は別れ際に悲観的になるようでは、まるでなくしたものをまだ探している子供みたいでなんだか落ち着かないなと思ってしまう。それでも、僕はたまに心に一抹の寂しさを浮かべては、それを心の引き出しに入れてぐっと閉じ込め、かと思えばふとした時に眺めてみて懐かしさの幻影を追ってみる。そこに未来はない。分かっていてもすがることは、おそらく心を保つのに必要だと思う。人は未来に向かうが、身体は過去の積み重ねで出来…

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方眼ノートとかの話

 僕は方眼ノートをこよなく愛している。別に理由はない。ただ、罫線型では縦が崩れやすい自分の文字は、寧ろ伸び伸びさせといたほうが良いに決まってる。そのほうが自分のアイデアが開放できる。と書くと何というか意識高く聞こえるが、とりとめもないことを描いているだけなので別に意識は高くない。 方眼紙と言ってもメーカーにより書き心地が違う。マルマンはしっかり固い感じ、オキナ(プロジェクトペーパー)はそれに比べ…

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流動体について、について

 まさか自分が学生のうちに小沢健二の動く姿をこの目に収めることができるなんて思わなかった。と言っても、僕は本当にオザケンファン見習いの見習いで、知っている曲が少ない上に、音源も「刹那」しか持ってないのでどうにも、なんだけど。 ラジオで流れた「流動体について」は優雅さの権化だった。東京の街を歩いた経験がただの一度しかなく、しかも歩いた場所もまるっきり違うので、アーバンライクな歌詞は想像で補っても不…

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